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RESEARCH PROJECTS (研究内容)
骨格筋幹細胞の維持メカニズム 【Quiescence and Undifferentiated State】
骨格筋幹細胞である、筋サテライト細胞が休眠状態で維持される機構解明を目的に研究を行っています。分子としては、Notch シグナルのエフェクターであるHey1/HeyLとCalcitonin Receptorに注目した研究を続けています。
【主な発表論文: Stem Cells 2007, Development 2011, Cell Rep 2015, Nature 2018, Development 2019, Cell Rep 2019 , Stem Cells 2021】
骨格筋の肥大メカニズム 【Hypertrophy】
なぜ筋トレで骨格筋は大きくなるのか?
筋肥大と筋損傷の関係は?
筋サテライト細胞はいるのか?など、古典的ですが、今だからこそアプローチできる研究テーマに独自の視点で研究をしています。
【主な発表論文: J. Biochem 2018 (Invited Review), eLife 2019, BBA-MCR 2020 (Review), EnM 2021 (Invited Review), Exp Cell Res. 2021 (Invited Review), Cell Stem Cell 2022, Skeletal muscle 2022 (Review), Cell Rep 2024,
Skeletal Muscle 2024】
骨格筋再生機構の解明【Regeneration】
筋再生は複数の細胞が時空間的に秩序立った働きをすることで初めて完成します。我々は、筋サテライト細胞、血液系細胞、間質細胞、基底膜などの相互作用に焦点を当て、エレガントな筋再生機構の解明を目指した研究を行っています。
【主な発表論文: Development 2015, J. Cell. Physiol. 2019, PLoS One 2019】
筋疾患治療法の開発【New Therapeutic Approaches】
独自の研究成果をもとにした、遺伝性筋疾患治療法の開発に向けた基盤研究を行っています。
現在は、遺伝性筋疾患のみでなく、筋萎縮が問題となるサルコペニア、癌悪液質などにも興味を持って研究を進めています。
【主な発表論文: Mol. Ther. 2007, Am. J. Pathol. 2010,Neuromuscular Dis. 2013, PLoS One 2017, Clin. Nut. Exp. 2017】
筋線維タイプの決定機構の解明【Myofiber Type】
我々が樹立した、新生仔の遅筋線維特異的に反応する抗体をもとに、速筋・遅筋線維がどのように決定・維持されるか、また疾患との関連について研究を行っています。
間葉系前駆細胞【Mesenchymal Progenitors】
九州大学の上住先生が発見した、骨格筋内の間葉系前駆細胞に関する研究も進めています。
【主な発表論文: Nat. Cell Biol. 2010, J. Cell Sci. 2011, Cell Death Dis. 2014, Stem Cell Rep. 2016, J. Clin. Invest 2021】
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